辻浩和先生の共著『摂関政治から院政へ』(吉川弘文館、2021)が刊行されました。
辻先生は第七章「京都と芸能」を執筆されています。
11~12世紀の貴族?官人が庶民たちとよく一緒に遊んでいることをとりあげ、
そういった身分を超えた交流がいったいどのような場で行われていたのかを論じています。
そうした交流こそが中世京都文化を形作っていったというのです。
身分を越えた「遊び」の重要性については、辻先生担当の「日本史概説(1)」でも言及されているとのこと。
関心のある方はぜひ図書館で手に取ってみて下さいね。