【授業紹介】観光英語~空港やレストランでの英語コミュニケーションを楽しく学ぼう!

 観光文化学科の学生たちは、1年次に「観光英語基礎」、2年次に「観光英語」(いずれも必修科目)を通年で履修します。今回は前期の「観光英語Ⅰ」の授業についてご紹介します。

「観光英語」では90分間の授業内容を
(1)クラス全員とコミュニケーションを図る「Happy Communication」
(2)リスニング、ディクテーション(書き取り)
(3)ペアワーク、グループワーク
の3つに分け、行っています。

(1)「Happy Communication

自分を紹介する英文を作ります。下記は一例です。

1. Hi. My name is ( Tomoko Koyama ).?? 「自分の氏名」
2. Please call me ( Tomo-chan ).? 「呼んでほしい名前」
3. I like ( sushi and yogurt ). ?? 「好きな食べ物2つ」

Nice to meet you. How about you?? (先の人)
Nice to meet you. Thank you.?? (後の人)

 教室を回って相手を探し、見つかったらジャンケンをして勝ち負けを決め、お互いに自己紹介をします。終わったら “Good job!”と言いながら、ハイタッチし、サインをもらいます。また次の人を探します。4分間で5名の人と会話、Friendsになったら、着席します。

最初は近くに座っている友達とCommunication?

あと2人!だれか探さなくちゃ!

受講生の感想です。
「授業の最初に『Happy Communication』をすることで、あまり話したことのなかった友達とも仲良くなれてうれしいです。これまで英語で話す際、抑揚をつけることができなかったのですが、だんだんと感情を込めて会話できるようになった気がします」
「『Happy Communication』のおかげで、英語を話す恥ずかしさが少しなくなりました」
「席を立って自己紹介しあうのは中学校以来です。動きがあって新鮮でとても楽しいです!」

(2)リスニング、ディクテーション(書き取り)
 リスニングとディクテーションはテキスト(指定の教科書)を用いて、受講生の理解度に合わせて進めていきます。
 特にディクテーションは受講生がスペルミスに気付かないこともあります。できる限り教室をまわり、丸つけをしています。

1対1の時間を設け、質問にも対応しています

(3)ペアワーク、グループワーク
 授業の最後はペアあるいはグループのメンバーで学んだ英文を好みの文章に書き換えて実践練習です。学期末にはドル紙幣やグッズを用いて、グループでプレゼンテーションを行っています。

ファーストフードレストランをテーマにしたプレゼンテーション
グループでメニュー表も作成しました!

 受講生から「教室で学んだ表現を応用して、外国人のお客様に接客したり、街や駅で道案内することができました!」という報告を受けることがあります。こういった報告がなによりもうれしいです。
 これからも観光英語の授業を通じて「英語ってなにも難しくはない」「人とコミュニケーションを取ることは楽しい」ということを伝えていきたいと思っています。 (担当:小山 知子)