「日本史演習(2)」を履修している3年生たちは、逗子市のまんだら堂やぐら群を見学してきました。
「やぐら」というのは鎌倉周辺によくみられる遺跡で、13~15世紀くらいの墓地にあたります。
岸壁を掘って洞窟を作り、その中に遺骨や五輪塔などをおさめたものです。
まんだら堂には150以上の穴が残っていて、迫力があります。
静かな山中で、中世墓地の雰囲気を感じることができました。
周辺には山を削って切り開いた「名越切通」と呼ばれる道路や、14~15世紀ごろの石切り場の跡(大切岸)などもあります。
険しい山道でしたが、見晴らしもよく、頑張ってのぼった甲斐がありました。
午後は学生たちがそれぞれのグループに分かれ、鎌倉市内や江の島などを見学していました。