「日本中世史」を教えて頂いている谷口雄太先生が『分裂と統合で読む日本中世史』という本を出版されました。
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日本中世が様々なレベルで「分裂」していたにもかかわらず、崩壊に向かわなかったのはなぜかという問いから、人々を結びつけていた「統合」の核を追究された本です。
2019年度本学で担当していただいた「日本史研究入門(2)」の内容もベースになっているそうです。
受講した3年生の皆さんは授業内容を思い出しながら読んでみると発見があるのではないでしょうか。
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学生研究室にもご寄贈いただいたので、手にとってみてくださいね。
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ちなみに今年度ご担当いただいている「日本中世史」では、鎌倉末期から江戸初期の東国社会とそこで生きた人々の様子を通して、鎌倉や江戸?東京が日本の首都になり得た理由を論じられています。
日本中世史でいま最も熱いテーマの一つです。