1年生での通年科目である幼児教育体験学習において『野菜の苗植え』を行いました。例年は、5月に種や苗を植えて育てていくのですが、今年はイレギュラーの9月。いつもと違う畑の幕開けとなりましたが、どうか順調に野菜が成長しますようにと願いを込めながら、協力して苗植えを行いました。
①教室に集まり苗植えの手順を学びます
②畑に移動したら、まずは畑の整備!!
たくさんの生き物も顔を出します。
生き物に出会ったときの衝撃は大きかったようで、慣れない虫や生物に驚きを隠せない様子でした。でも、後の感想を見てみると???
「久しぶりに見たカマキリやダンゴムシと触れ合って、自分の幼かった頃の記憶がよみがえった。」
「他で見るより、初めて見る生き物がいて、ダンゴムシも大きいサイズがたくさんいて、とても良い土なんだと思った。」
「草が生い茂っていた時はたくさんいたバッタなどの虫やカエルが作業をすすめていくにつれてみんないなくなってて、どこに消えたのか不思議だった。おうちを壊しちゃったのかなぁと考えるとなんともいえない気持ちです」
など、驚きの中にも色々な想像をめぐらしていたようです。
③土を耕し、肥料を入れる
いよいよ土を耕します。初めて畑作業をする学生もいましたが、みんなで一緒にシャベルを持って力仕事!!大変な作業でも最後まで頑張りました。
肥料も加えて栄養たっぷりの土にします。
④畝を作り、野菜を植える
今年育てる野菜は、ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎ。土を高くもって野菜が十分に成長できる場所を作ります。
畝が完成したらいよいよ野菜の種や苗を植えていきます。等間隔で丁寧に植えました。
作業終了!!植えた種や苗に土をかぶせて苗植え完了です。今は、数か所植えたマリーゴールドがきれいに咲いています。これから、順番に水やりや雑草の除去をしたり、観察記録をつけたりしながら野菜の成長を見守っていきます。
最後に学生の感想をご紹介します。
「今まで話したことのないような人とも、畑を通して関わることができた。」
「頑張って野菜のお世話をしていきたい」
「すごく大変だったし、すごく疲れたけど、みんなと同じことをする喜びや楽しさが感じられた。保育者になって、このようなことを子どもたちとする機会があれば、今日感じたこんな気持ちを感じてもらえるように頑張りたい。」
「保育園や幼稚園で野菜を育てたりしたことがあって、こんなにも大変なんだなと感じた。自分も先生になったら、他の先生と協力し合い、子ども達に食べ物のおもしろさ、おいしさを知ってほしいなと思った。」
「収穫をする時期がたのしみ」 etc.
1年生のみなさん、お疲れさまでした!!